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スペイン風オムレツ 〜コンボクッカーが無くてもスキレットで・・ |
『トルティーヤ・エスパニョーラ』、これが本当の名前ですが、日本語訳そのまま(笑)。まぁ、そのくらいの国民食みたいですよ。「日本そば」みたいな感じなんでしょうね。 以前仕事でスペインに行ったときに「バル」(飲み屋)で食べたそれは、じゃがいもだけのシンプルなものでしたが、実に素朴で美味しかった記憶があります。 この料理はダッチオーブンの中でもよくコンボクッカーで作る、となっています。たしかに簡単にひっくり返せるのでコンボクッカーは便利ですが、無ければどうする?スキレットでもできないものか・・・ |
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●作り方● | ||
●材料(4〜6人前)● 卵6個、じゃがいも2個、ピーマン1個、赤パプリカ1/4個 たまねぎ1/2個、マッシュルーム1缶、ソーセージ1袋、 にんにく4かけ、顆粒コンソメ5g、粉チーズ適量 <DOは9インチスキレットを使用> |
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じゃがいもは3,4mmの薄切り、たまねぎは薄切り、ソーセージやピーマンなどは小口切り、にんにくはみじん切りで事前準備OK。 | |
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卵をボールによーく溶きます。 そこに顆粒コンソメ、軽くコショー、粉チーズ(大さじ1杯くらい)を入れてもう一混ぜ。 |
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スキレットを十分に熱し、やや多めのオリーブオイルを引き、じゃがいもをまずこんがり焼きます。 焼きあがったら溶き卵へドボン。 |
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続いてたまねぎを手早く。 茶色く、透き通ったら、溶き卵にドボン。 |
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そのほかの材料、まずは先にピーマン、パプリカに火を通し、続いてにんにく、ソーセージ、マッシュルームを入れ火を通します。 もちろんその後、溶き卵にドボン。 |
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具が全部入ったところで全体を軽くかき混ぜます。 このときあまり混ぜすぎると、炒めた物の余熱で固まってしまうので注意。 |
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改めてプレヒートしたスキレットに思い切って流し込みます。 | |
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すぐ蓋をして中弱火で5分くらい。 全体が固まってきたら、問題の返しに移ります・・・ |
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何をしてるかというと、蓋をしたままスキレットを持ち上げ、天地ひっくり返し、蓋にオムレツを乗せたところです。 一応濡れぶきんを持ってやっていますが、やはり素手は危ないですね。ぜひ手袋を。(実際熱かった) |
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そしてそのまま蓋から滑り落とす感じでスキレットに戻します。 ここからはもうスキレットの余熱だけでいいでしょう。 (・・・という感じで上下をひっくり返しました) |
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今度はお皿をかぶせて、また天地をひっくり返して・・・ | |
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・・・お皿に乗せます。 あとはケーキやピザと同じような切り方で供します。 |
■さてどうだったのか?■ |
実はお気づきのとおり、通常味付けは塩、コショーだけです。 もちろんそれで十分美味しいのですが、顆粒コンソメ+粉チーズを入れるとさらにコクが出ますし、野菜類の味を引き立ててくれます。 もし、じゃがいもだけのシンプルのものだったら塩・コショーのほうがいいかも知れませんね。 卵料理はやはり手早さが肝心で、せっかくふわっと仕上がったつもりでも、時間を置いてしまうと余熱で固まってしまいますしね。そこがポイントになると思います。 とはいえ、そんな難しげな料理ではないので、アツアツもいいけど、案外冷めてもいけるのでお弁当のおかずなんていうのもいいかもしれません。 |
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