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木村東吉さん直伝・シンプルにして滋味! チキンマッシュ |
アウトドアの神様、木村東吉さん直伝。正確には、東吉さんからご馳走してもらった時、材料のみを聞き、作り方は「こうなんじゃないか?」と予想しながら再現したものです。なので東吉さんの作り方とはイコールではないのですが、出来上がりとしては非常にニアなものとなりました。 とにもかくにもこれだけシンプルな材料と調味料が、ダッチオーブンで渾然一体となる料理も珍しいです。どこにでもある材料でどこでも食べたことのない味に変身し、きっと食べた人が驚くことでしょう。 今回、このレシピを公開するに当たり、事前木村東吉さんが快くご承認くださいました。この場をお借りして感謝申し上げます。また「チキンマッシュ」というのは私がレシピ上テキトーにつけた(笑)名称で、正式名ではないのでご了承ください。 |
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●作り方● | ||
●材料(4人前)● ジャガイモ中6〜8個、鶏もも肉ブツ切り(唐揚げ用)500g、 にんにく1房、 みりん100cc、しょう油100cc、水100cc バター少々。 <DOは10インチダッチオーブンを使用> |
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皮をよく洗ったジャガイモを、芽を取って半分に。 これを皮の面を下にしてダッチオーブンに並べます。。 |
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皮をむいたにんにく粒は必ず包丁の側面などで潰してください。 こうしないといい香りが出ません。 |
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ジャガイモの上に鶏肉を並べ、にんにくを均等に散らします。 | |
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みりん100cc、しょう油100cc、水100ccのタレを掛け回します。 ※キャンプ前にこの三つを混ぜてペットボトルなどに入れて持っていくと荷物も・工程も減り便利。 ※具材の分量でタレの量を調整する場合、みりん、しょう油、水、1:1:1の割合で。 |
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あとはただ蓋をし火に掛けるだけ。 最初強火で2〜3分全体を熱して、その後中弱火。 |
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10分から20分で水蒸気が出てくる頃に一旦蓋を開け、じゃがいもと肉を軽く混ぜ、全体に味が通るようにします。 | |
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汁気が少し残るくらいで火を止めます。間違って煮汁を飛ばしすぎて焦げ付かないようにだけ注意してください。 | |
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「マッシュ」なのでここが一番のポイント。 ヘラなどで全体を混ぜ合わせ、鶏肉を切るように押しつぶし、少し細かくします。ジャガイモはついでに潰すくらいがいいので、やたら潰したりせず、またマッシャーなどは使わずに。 |
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混ぜ合わせる時にバターを少々入れると香りがさらにまします。 ただし、入れ過ぎるとじゃがバタになってしまうので、入れてこさじ1くらいが限度。入れなくてもいいです。 イタリアンパセリなどの彩りは各自お好みで。無くてもちろんOK。 |
■さてどうだったのか?■ |
たった二つの和の調味料で蒸し煮するだけ。しかし出来上がりの味と香りは和のテイストではなくむしろ洋風なのが不思議。 何よりもダッチオーブンでジャガイモのでんぷん質が活性化され、この甘みと調味料が渾然一体化する、という感じです。 これはダッチオーブン料理として家族や仲間にウケること間違いなしじゃないかな、と思います。キャセロール系の調理もさらにオシャレ度を増しいいでしょう。 なお、木村東吉さんは上火の炭火のみにて調理されていました。これなら焦げずに放置して出来ます。よりワイルドなダッチオーブンっぽく調理するのはそのほうがいいかもしれません。ただしこの場合、水は半分以下に。 |
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